INTERVIEW

Vol.1

素材、だから、変わらない毎日。をつくりたい。

開発技術部 N.M.さん

開発技術部
N.M.さん

Question.01 仕事内容は?
社内では、「PKG(パッケージ)」と呼ばれる、保冷ボックスや保冷カバーの生産準備業務を担当しています。PKGは東北イノアックのウレタン技術が活かされた事業で、高性能断熱ボード「サーマックス」が使用されていて、優れた保冷性能を発揮しているんですよ。
規格品も存在しますが、ほとんどはお客様向けのオリジナル特別仕様です。営業に同行してお客様のご要望をヒアリングする業務から始まり、見積・仕様書作成、材料手配、出荷業務まで一貫して関わっています。小ロットなら、ボックスの組み立ても私が行うこともあります。
仕様はもちろんお客様のご要望通りに設計しますが、細かい部分はお客様からOKが出れば自分の裁量で決められることが多いです。他の事業と比べて、PKGの事業はそこが特徴的かもしれませんね。
入社のきっかけ
Question.02 入社のきっかけ
工学部で機械知能工学を専攻していたこともあり、技術職で就職したいと思っていました。地元周辺から技術職の応募を探していたところ、東北イノアックを発見。社名は知っていたのですが、当時は何を生産している会社なのかは詳しく知りませんでした。
しかし企業研究を続けるうちに、素材をベースに多種多様な製品の生産に携わっていることを知り、ものづくりについて幅広く学んできた私の知識が何か役に立つかもしれない、と思い選考に応募しました。
実は就職活動は東北イノアック一択で、受けてダメだったら次を考えよう、という気持ちで選考に臨んでいました!内定が出て本当によかったです。
Question.03 入社前と入社後のギャップ
入社前は、技術職というと図面に関わる業務が多い、というイメージでした。もちろん社内にはそういう業務を担当する方もいます。一方で私が担当するPKGでは見積から出荷まで幅広く担当するので、最初は「ここまでやるんだ!」と驚きました。
想定していた業務と実際の業務が違かったというのはネガティブなギャップと思われがちですが、私はポジティブに捉えています。
なぜなら、一貫して同じ製品の生産に関わるので、進捗がすぐに把握できるからです。すべての工程に自分の目が届くので、仕事はとてもやりやすいですね。
入社のきっかけ
Question.04 印象的なエピソード
大人1人がすっぽり入るほどの大型保冷ボックス1,500台の受注をいただき、計画通りかつ安全に生産し、無事に納品できたことです。
当時私が気を付けていたことは、生産が滞らないように部材をきらさないようにしたこと。またボックスの重量が30kgもあり、かつ部品が多くて組み付けも複雑だったので、作業者が怪我をしないように危険な箇所をチェックするなど細心の注意を払っていたことです。
約2か月間にわたる大変な作業でしたが、事故やトラブルもなく生産が無事に終わった時には大きな達成感を味わいました。
印象的なエピソード
Question.05 どんな人が東北イノアックに向いている?
責任感があり、周囲に助けを求められる人だと思います。仕事をやりきるには、1人では難しいことが多々あります。実際の私の経験ですが、1人で黙々と仕事をしているとどこかで行き詰まることってあるんですよね。そこですぐに誰かに相談すればよかったのに、楽観的な性格が災いして結局相談できず、進捗が滞ったことがありました。
東北イノアックは、「助けて!」と声を上げれば周りの人が助けてくれる環境です。親身に相談に乗ってくれ、課題の解決に向けて一緒に考えてくれる人がたくさんいます。1人で抱え込まずに誰かに相談することで、解決の糸口をつかんだり、新たな気づきを通して自分の成長にも繋がったりすると思います。
入社のきっかけ

素材の会社だからこそ、挑戦したいことは?

素材、だから、変わらない毎日。をつくりたい。

素材、だから、変わらない毎日。をつくりたい。

東北イノアックでは、技術職が一堂に会する技術報告会を定期的に行っていますが、その際にリサイクルの取り組みについてもよく話題に上がります。
今私が関わっているのは、保冷ボックスの付加価値を高めるシートの試作です。きっかけは技術報告会で、そのシートの原料を作っている部署から、生産中にどうしても発生する端材を減らす施策の報告があったんです。それを聞いて、もしかしたら保冷ボックスの中にそのシートを入れたら冷凍焼けを防ぐ効果が得られるかもしれないと思い、その部署の方と検討を重ねることになりました。
東北イノアックは素材の会社であり、その素材(=資源)には限りがあります。資源を有効活用しつつ製品の付加価値も高める取り組みに挑戦し、環境配慮と製品のブラッシュアップに貢献していきたいです。

はたらく社員を見る