INTERVIEW

開発技術部
O.K.さん
- Question.01 仕事内容は?
- 主に2つの業務を担当しています。1つは、ウレタンを使ったオリジナルキッチンスポンジ「キャラスポ」のデザインから生産まで携わっています。もう1つは、イノアックグループの代表的な素材「PEライト」を使用したキャラクターの等身大パネルの製作です。こちらもデザイン・設計から材料手配、製作、納品と一連の業務を担当しています。
どちらも一番大切にしているのはデザイン・設計、試作の工程です。自治体やご当地のキャラクターをモチーフにすることが多いのですが、特徴をデフォルメしつつ、生産時にウレタンを加工しやすいようフォルムを簡略化するなどデザインの調整を行いながら、そのキャラクターらしさがより伝わることを心掛けています。 - Question.02 入社のきっかけ
- 実家が米農家で高校では農業技術を学んでいたので、工業系の知識はあまりありませんでした。でも、農業と工業が共に「ものづくり」という部分に共通点を感じ、加えて高校に自転車通学する時に毎日東北イノアックの工場の前を通っていたので、企業説明会に参加してみようかな、と思ったのがきっかけです。
企業説明会に参加して、イノアックグループは全国そして世界にも拠点があるということを知りました。こんな身近に世界的な大企業があった!ということが強く印象に残り、入社を志望するようになりました。 - Question.03 入社前と入社後のギャップ
- 入社前は工場で生産に携わるもの、と思っていたら、入社後に配属されたのは今の部署!まさか企画や開発に携わるとは考えていなかったので、そこでのギャップはありました(笑)。
絵を描いたりすることは好きでしたがプロダクトデザインに関する勉強はしてこなかったので、図面をつくるソフトの操作や試作品の製作などすべての業務は配属後に覚えました。
配属直後は先輩からの指導があり、今では自立して私が1人で最初から最後まで、すべての工程に責任を持って取り組んでいます。 - Question.04 東北イノアックの「いいね!」と思うところ
- 社会貢献活動が素晴らしいと思います。災害支援では、自然災害などで被害を受けた地域へ東北イノアックのマットレスを寄付しているのですが、災害が起きたらすぐに災害支援チームが立ち上がります。そして翌日には被災地にマットレスをお届けするそのスピードには目を見張るものがあります。
また地域を盛り上げるためにと、自治体や地域のイベントなどに東北イノアックの製品を寄贈することも多いです。私が担当している等身大パネルはこうした地域貢献の一環として活用されているのですが、先日私が作ったキャラクターのパネルが地元の役所に寄贈され玄関に設置されているのを見かけました。そのパネルの前でお子さんが喜んでいたり写真を撮ったりするのを見た時は、とても嬉しかったですね。 -
Question.05
学生時代の学びや経験で
現在の仕事に活かされていること - ものづくりに興味があったことにも繋がるのですが、子どもの頃から工作や絵を描くことが好きでした。また高校では、バイオテクノロジーの授業でメスを持って野菜を解体する実習など、繊細さや器用さが必要とされる授業もありました。
現在の業務では繊細さ・器用さが求められる試作作業をすることが多々あるので、そんな時に、自分のもともとの特性や高校時代に培った経験が活かされていると感じます。





2024年秋に「/3TOHOKU(スリートウホク)」という東北イノアックのオリジナルブランドサイトが立ち上がりました。ここではマットレスやクッションなど、東北イノアックが企画から生産まで手掛けたオリジナルのプロダクトを販売しています。
展開している製品は寝具やクッションなどで、ほとんどがウレタン製です。私も「キャラスポ」でウレタンを使った企画開発に携わる一人として、このサイトで販売する目玉商品の企画開発に挑戦したいと考えています。
東北に根差し、素材からこだわるものづくりを通して、たくさんのお客様にMADE IN TOHOKUの素晴らしさを届けていきたいです。